著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

賛否両論あれば 佐久間宣行は誰も何も言えないくらいのことをやる

公開日: 更新日:

「本当はディレクターとして、さんまさんと会いたかったんですけど、もう無理かなと思って出ました」(佐久間宣行/日本テレビ「踊る!さんま御殿!!」2月1日放送)

 ◇  ◇  ◇

「ゴッドタン」「あちこちオードリー」(ともにテレビ東京)など、数多くの人気番組を手掛ける佐久間宣行(46)は昨年春、テレビ東京を退社してフリーとなった。その佐久間が明石家さんまと対面を果たし、語ったセリフが今週の言葉だ。

 テレ東時代に何度も企画を出したが通らないし、自分の番組にも出てもらえないので「諦めてここに来た」と言って笑わせた。

 佐久間の退社は異例のことだった。何しろ「ゴッドタン」や「あちこちオードリー」など在籍中のレギュラー番組がそのまま継続した上で、退社後も同局で新しい番組を立ち上げているのだ。これを円満と言わず何が「円満」なのかと言えるほどの円満退社だ。

 佐久間は「ADやプロデューサーをやってきて、人と揉めたことが一回もない」(GMOインターネット「FREENANCE MAG」21年12月13日)と胸を張る。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末