日本の核武装に言及する安倍元首相と橋下徹 フジテレビ対談の恐ろしさ
戦争反対の声は全世界にあふれ、日本でも渋谷に2000人近い人々が集まった。
しかしその動きに冷や水を浴びせる人々もいる。野村修也氏は「自由と民主主義は、お題目のように唱えていれば守られるといった簡単なものではない」と書き、橋下徹氏は「日本国内で集まってもクソの役にも立たない」と言い放った。
またこの機に乗じて憲法9条問題を持ち出し、有事の時に9条では守れない、と改憲を主張する人々が続出。
要するに「戦争はいけない」と訴えるか、「力には力で対抗する、それが抑止力だ」と言うかの論争だ。それはつまり、国を維持するためにはある程度の犠牲はやむを得ない、それは意味ある死だ。という考えだ。しかしそこには必ず無意味な死が多数含まれる。あえて言う。だからやはりあらゆる戦争はしてはいけないのだ。
そんな中、プーチン氏が核をチラつかせたタイミングと前後して、フジテレビの番組で安倍元総理と橋下徹氏の対談があり、安倍氏の口から「核シェアリング」という言葉を聞いて倒れそうになった。カーシェアリングのように軽やかな響きで恐ろしい会話がなされていた。橋下氏に至っては「核武装について次の参院選の争点にするべきだ」と耳を疑うことを言う。