世界観の“変更”にも厳しい意見が多かった。アニメ版では中学卒業後、バイオリン職人を目指してイタリアに旅立った聖司だが、実写では「チェロ奏者」が夢になっている。これには「バイオリン」「チェロ奏者」がトレンド入りしたほどで、〈バイオリン職人ちゃうの??? 重要な設定変える実写って一番観たくない〉〈おい天沢聖司、バイオリン職人の夢どぉした!?〉などと声があがり、もうひとつ、〈高橋一生さんじゃないのか〉という投稿も目立った。
なぜなら、ジブリ版の天沢聖司の声を務めたのは、当時14歳で声変わり直前の高橋一生だったから。高橋に聖司を重ね合わせ、キュンとした女性たちにとっては複雑なのかもしれない。