「ちむどんどん」ご都合主義のストーリー連発! 視聴者は戸惑いの「まさかや~」大合唱

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 沖縄を舞台に始まったNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の勢いが失速している。5月第3週から始まった東京編の展開に「ずさん」「ご都合主義」とネットでツッコミが殺到。視聴者離れが止まらないという。

 東京編は黒島結菜(25)演じる沖縄生まれの主人公・比嘉暢子が「料理人になりたい」という夢をかなえるため、東京にいる兄を頼って、上京するところから始まった。

「沖縄編では美しい海が広がるやんばるの情景に感嘆の声が上がり、貧しいながら懸命に生きる家族の姿が共感を呼びました。それが、暢子が東京に出てきた途端に『まさかや!』(暢子の口癖)の連続で、暢子に都合よくストーリーが展開していきます。ハラハラドキドキする機会を与えられずにガッカリする視聴者も多いと思います」(芸能ライター・弘世一紀氏)

 暢子が上京してすぐに向かったのはボクシングジム。そこには、プロボクサーのチャンピオンを目指している兄が滞在しているはずだったが、借金を踏み倒してジムから逃亡。大きな荷物を抱えて路頭に迷い、立ち往生する暢子に聞こえてきたのは三線の音色。その音のする家の門を叩くと、そこは沖縄県人会の会長宅で、そのまま宿泊させてもらい、銀座の超高級イタリアンレストランに紹介状まで書いてもらうというおまけもついた。

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