著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

上島竜兵のバカ野郎! 最後まで俺を困らせんじゃねーよ

公開日: 更新日:

 バカ野郎!! 上島竜兵、笑っていいんだか泣いていいんだか、この期に及んで俺を困らせるんじゃねーよ!! 部屋のテーブルの上に水たまりを作っちまったじゃねーか!!

 う~ん、あまり湿っぽい話が続くと「会長(上島は俺をそう呼んでいた)何しんみりとしてるんですかア!! パーッと飲みましょうよ!! 飲んでつらいこと忘れちゃいましょうよ!! で、何かあったんですか!?」とあのノーテンキな上島の声が聞こえてきそうなので、ここはあえて悲しみや寂しさに蓋をして「上島竜兵おバカ芸人列伝」を語ろう……ああ……でもやっぱりダメだ……。

 Sちゃんとの電話は、残された者、妻で元芸人のひかるちゃんの気持ちを思うと「私も最愛の父を亡くしてから、立ち上がるのに7年間かかりました……、8回忌を終えてホントは区切りがついてないんですけど、でもそこで何かやっと動く力が湧いてきたというか……」「そうなんだよなあ……俺も8年前にママリン(妻の初美、享年47)を送ってから、心に大きな穴があいてどんな高級料理を食ってもおいしくない、どんないい音楽やドラマ映画、スポーツシーンを目にしても心が最高値には決して跳ね上がらない時間がどれほど続いたことか……」。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末