神代辰巳の遺作「インモラル 淫らな関係」(2)神代監督は主演ふたりの素人っぽさを利用して、作品を作っている
神代辰巳監督の遺作「インモラル 淫らな関係」(1995年)は、当時ビートたけしの弟子でお笑い芸人の柳ユーレイ(現・柳憂怜)が主人公の武を、柳愛里がヒロインの悦子を演じている。柳ユーレイは北野武の監督第2作「3-4X10月」(90年)の主役に抜擢されて俳優デビューしたが、彼が演技…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,389文字/全文1,529文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】