二宮和也は“師匠”木村拓哉を本当に超えたのか…「マイファミリー」圧勝の舞台裏
二宮は今年1月の単発主演ドラマ「潜水艦カッペリーニ号の冒険」(フジテレビ)が平均世帯視聴率4%台。4年ぶりの連ドラ主演となる「マイファミリー」は是が非でも負けられない、それだけの布陣が敷かれていたのだ。
■「抜群の演技力」は間違いないが
確かに二宮は、ジャニーズ事務所の中では群を抜いて演技がうまい。2015年公開の「母と暮せば」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞も受賞している。
「キムタクと共演した映画『検察側の罪人』(18年公開)でも報知映画賞の助演男優賞を受賞していますし、『マイファミリー』のお父さん役も違和感がなくて好評でしたが、周囲の抜群の演技力に支えられていた部分もあったように思います。そもそも“師匠”のキムタクはかつて全戦全勝だったわけで、童顔のニノが10年後、果たしてキムタクの立ち位置にまで上り詰められるかどうか。演技力ではキムタクより上かもしれませんが、スター性という意味で超えたと言うには、まだまだおこがましいんじゃないですかね」(在京キー局幹部)
奇しくも映画「TANG」で二宮が共演するのは、「未来への10カウント」で木村の相手役だった満島ひかり(36)。“スター二宮”の評価が定まるのは「TANG」以降になりそうだ。