秋篠宮家の壮大な実験か? 東大進学もある悠仁さまの今後と新しい天皇像
これまで書いてきたように、愛子さまは万一を考えて今もオンライン授業を続けているようだ。一方、悠仁さまは筑波大付属高校に通学して対面で授業を受けている。愛子さまに比べて、ある意味ではおおらかで自由な高校生活を満喫されているのかもしれない。
愛子さまはこれまでの皇族がそうだったように、一貫して学習院で学ばれてきたが、悠仁さまは全く違うコースを取っている。愛子さまの学習院幼稚園に対して、悠仁さまは「特別入園制度」を使って面接だけでお茶の水女子大学付属幼稚園に入園した。正確には秋篠宮ご夫妻が選んだというべきだが、その後もお茶の水女子大学付属の小学校、中学校へと進み、今年は「提携校進学制度」をつかって筑波大付属高校に進学した。受験競争を避けて都内屈指の進学校に入学するなんて特別扱いじゃないかと批判されたが、悠仁さまご自身の存在そのものが特別なのだから、特別扱いされることに問題があるとは思えない。それに著名な学校に進学したところで、一般人と違って悠仁さまの未来は決まっているのだ。つまり天皇になる以外の選択肢はないということだ。
将来は東京大学に進学するのではといわれているが、それもありえない話ではない。戦後、皇族は学習院に進学したものだから、それが当然のように思われているが、「昭和天皇拝謁記」によれば、昭和天皇は明仁皇太子(上皇さま)を東京大学に進学させるお気持ちがあったようだが、当時の南原繁総長が「天皇退位論」を説いていて、昭和天皇がそれを嫌ったために学習院大学になったようである。戦後の皇族は学習院でなければならないということはないのだから、悠仁さまが東大に進学したとしても何ら問題はないはずだ。