コロナ第7波がライブエンタメ界を直撃! 歌舞伎座でクラスター、夏の大型フェスも戦々恐々
復調しつつあったライブエンタメ業界が、感染拡大が続く“コロナ第7波”の逆風にまたも見舞われている。
松竹は22日、出演者および関係者合計48人に新型コロナ陽性が確認されたとして、東京・歌舞伎座の「七月大歌舞伎」を、千秋楽までの23~29日の全公演中止すると発表。 公式サイトでは、「随時、一斉PCR検査を行い、その結果、市川笑也、市川猿之助、市川男女蔵、市川門之助、尾上菊之助、上村吉弥、中村吉之丞、中村米吉ほか40名(計48名)に新型コロナウイルス感染症『陽性』であることが確認されました。皆様にはご心配、ご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げますとともに、引き続きご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます」と説明している。同公演は、関係者複数人の感染が確認されていたため、すでに19~22日の公演が中止となっていたが、感染が拡大。“歌舞伎座クラスター”の様相だ。
■ コンサートなども中止や延期が激増
一方、コンサートなども中止や延期が激増中。歌手の三浦大知(34)は、関係者が感染したとして、全国ツアーのうち、15、20、21日の3公演の中止。シンガー・ソングライターの山下達郎(69)も、本人が感染したため、全国ツアーのうち、23、24日に予定していた札幌公演を中止。郷ひろみ(66)も本人が陽性となり、24日に開催予定だった栃木・宇都宮市での公演が急きょ中止となった。5人のメンバーが感染した「NiziU」は23、24日に開催予定だった神戸ワールド記念ホール公演を延期した。