ブラピ主演映画「ブレット・トレイン」がヒット ハリウッドが描く“新幹線映画”の原点

公開日: 更新日:

 新幹線は外国人には日本を象徴するアイテムのひとつのようで、これまでにもハリウッド映画に登場してきた。たとえばJ・F・ロートン監督(62)の「ハンテッド」(95年)は、名古屋を訪れたクリストファー・ランバート演じるビジネスマンが、一夜を共にした日本人女性が忍者に襲われるのを目撃したことから、忍者集団につけ狙われるサスペンスアクション。忍者のリーダーにジョン・ローン、主人公を助ける侍の末裔(まつえい)に原田芳雄が扮している。主人公と原田、原田の妻(島田陽子)の3人は、名古屋から静岡の方へ向かう東海道新幹線の車内で、夏木マリ率いる忍者集団の襲撃を受ける。この乗客を巻き込んだアクションシーンが劇中の見せ場になっている。

 またヒュー・ジャックマン主演の「ウルヴァリン:SAMURAI」(2013年)も舞台は、日本。知り合いの日本人に会うため来日したウルヴァリンが、その日本人の孫娘と追われる立場になるアクションだ。ここでも超スピードで走る上野駅から発車(?)した東海道新幹線の上で、ウルヴァリンが日本のやくざと死闘を繰り広げるシーンが出てくる。爆走する新幹線の車外に出るのは荒唐無稽だが、そのスピード感は迫力満点だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"