立川談春の独演会に出演「『おまえのこと、認めたよ』という意味合いの笑いと拍手でした」

公開日: 更新日:

 若手は修羅場をくぐって成長していくものだ。

「二つ目時代、独演会に客が集まらないことを嘆いた時、アドバイスしてくれたことも含めて、談春兄さんは僕にとって恩人です」

 三三の転機となるもう一つの出来事は、映画の監修をしたこと。これには私が関わっている。旧知の映画プロデューサーから、落語家が主人公の映画を作るので、主演の国分太一に落語を教えられる若手を紹介してくれと頼まれ、三三を推薦したのである。

「お話を頂いたのが、真打ち披露興行の直前でして、準備期間と撮影で2カ月かかるという。普段ならとてもそんな時間はないのですが、披露興行は5人一緒だったので、出番は10日に2日、残りの8日は空いてたんです」  =つづく

(聞き手・吉川潮)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???