吉沢亮「PICU」2ケタ好発進! 演技も脚本もいい医療ドラマは“諸刃の剣”?

公開日: 更新日:

 ネット上の評価も上々で、《なかなかの臨場感》《演技力と脚本がいいと面白い》《演技がうまい俳優が揃っていて引き込まれた》《視聴率も納得》などと、《次回が楽しみ》という声の方が多い。

「脚本の倉光泰子さんは2014年の『フジテレビヤングシナリオ大賞』で大賞を受賞し、今年7月期のフジ木曜劇場枠『純愛ディソナンス』に続いて今回の『PICU』と2期連続でフジドラマの脚本を担当。最近のフジは数字以上に人材を育てようという意欲も伝わってきて好感が持てますし、ぜひこのまま順調にいってほしいと思います。が、シリアスな医療ドラマほど諸刃の剣で、あまりに内容が濃くて演技がうますぎると、コアなファンが付く一方、ライトな視聴者は《見るのがしんどい》などと離脱しがちです。もちろん数字と中身が別物のドラマはいっぱいありますが、海外にコンテンツを売っていこうと思えば、数字だって大事ですからね」(前出のテレビ誌ライター)

 2回目に視聴率が落ちるのは今どきのドラマじゃ当たり前だが、「PICU」は高評価をキープし続けてほしい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド