鈴木京香が4億円を投じた解体寸前の歴史的建造物…あえて私邸として使わないワケ

公開日: 更新日:

 今年5月頃、東京都心の閑静な一等地に建つ歴史的建造物を、取り壊される寸前で“救出”したと報じられた女優の鈴木京香(54)。

 以前から建築やアートへの関心が高いことで知られる鈴木だったが、個人としてこうした行動に出たことに驚きの声があがった。
 
あのあたりの土地は坪単価550~600万円はします。しかも、有名現代美術作家と建築家の2人が改修に関わったことから、土地建物の取得と改修費用で4、5億円といったところではないでしょうか」(不動産コンサルタント)

 およそ60坪の敷地に建てられたコンクリート造りの名建築は、世界的建築家、ル・コルビュジエに師事し、国立西洋美術館の建設に携わった日本人建築家の1人、吉阪隆正(1917~1980)によるものだ。

 鈴木が購入した「ヴィラ・クゥクゥ」という名の住宅はこの秋、改修工事が終わったという。改修済みの建物内部の様子と鈴木のインタビューが月刊誌に掲載されている。

《建物を後にする頃には「壊されてはいけない」、「残さなければいけない」と、この建築を継承しようと強く心に決めていました》(10月7日発売『Casa BRUTUS』マガジンハウスから)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  3. 3

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  4. 4

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  5. 5

    遠山景織子 元光GENJI山本淳一との入籍・出産騒動と破局

  1. 6

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  2. 7

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  3. 8

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  4. 9

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  5. 10

    永野芽郁&田中圭「終わりなき不倫騒動」で小栗旬社長の限界も露呈…自ら女性スキャンダルの過去

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子 元光GENJI山本淳一との入籍・出産騒動と破局

  2. 2

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  3. 3

    反撃の中居正広氏に「まずやるべきこと」を指摘し共感呼ぶ…発信者の鈴木エイト氏に聞いた

  4. 4

    巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

  5. 5

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  1. 6

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  2. 7

    吉岡里帆&小芝風花の電撃移籍で様変わりした芸能プロ事情…若手女優を引きつける“お金”以外の魅力

  3. 8

    【今僕は倖せです】のジャケットに表れた沢田研二の「性格」と「気分」

  4. 9

    吉田拓郎の功績は「歌声」だけではない イノベーションの数々も別格なのだ

  5. 10

    裏金自民が「11議席増」の仰天予想!東京都議選告示まで1カ月、飛び交う“怪情報”の思惑