武田鉄矢がイチオシ 来年の新語・流行語大賞に長友の「ブラボー」は選ばれるか?
プロ野球ファンの人口は推計で昨年比179万人減の2099万人で、2013年の3448万人から右肩下がりとはいえ、サッカーJリーグの788万人と比べたら、「令和」でも十分通じる人気とはいえる。
■人々の関心が多様化したから?
「ただし、サッカー日本代表のファンとなると推計2113万人で、プロ野球を上回っている。スポーツ選手の好感度トップもエンゼルスの大谷翔平と、スポーツ好きの関心は、もはや国内よりハイレベルな海外に向いているんです。新語・流行語大賞を否定するつもりはさらさらありませんけど、スポーツの関心もこれだけ多様化している昨今、『村神様』と聞いてピンとこない人がいても当然でしょう」(前出のスポーツ紙デスク)
武田鉄矢じゃないが、確かにサッカーW杯の開催がもう少し早ければ、大賞は「ブラボー」だったかもしれない。
「来年の新語・流行語大賞に『ブラボー』が選ばれるかどうか。ノミネートされる頃には、もう熱も冷めているでしょうから、今度はプロ野球ファンから《いまさらW杯かよ》なんて声が上がるかも。いずれにせよ、今回一番トバッチリを受けたのは、プロ野球好きのオジサンでしょう。『村神様』が選ばれたことが理解できない若者からは、仕事のことまで《打席に立たないと始まらない》などと、何でもすぐ野球に例える中高年を非難する声が上がっていますからね」(経済ジャーナリスト・長崎憲二氏)
いやはや……。