NHK武田真一アナ「news23」電撃就任なら…夜の民放ニュースは“元NHKアナ”だらけ
NHK大阪放送局の武田真一アナ(55)が退局し、フリーアナウンサーに転身すると「デイリー新潮」が伝えている。
武田アナといえば、筑波大学卒業後、1990年にNHK入局。入局後は、出身地でもある熊本放送局や松山放送局赴任を経て、2000年4月に平日正午の「NHKニュース」を担当。08年に「ニュース7」のキャスターとなり、抜群の安定感で人気が上昇した。
オリコンの「好きな男性アナウンサーランキング」では、14年に8位に入ると、それ以降は、ずっと上位をキープしており、22年12月発表の最新のランキングでも3位に入る超人気アナだ。
21年からは、NHKによれば「首都圏での大規模災害時のバックアップを見据えた大阪放送局の機能強化」という理由で、大阪放送局に赴任。昨年10月からは、大阪放送局制作の朝ドラ「舞いあがれ!」の土曜日に放送される1週間の振り返り番組のナレーションも担当している。
そのソフトで誠実な語り口も話題になっており、今回のニュースに「土曜の舞いあがれ噛みしめます」などとSNS上では、退局を惜しむ声があがっている。
「新潮」は、武田アナは、大阪放送局では個室も与えられている専任局長待遇で、今後ますます管理職として現場を離れることが退局の決め手になったのではないかという関係者のコメントを掲載しているが、さる民放キー局編成関係者はこう話す。
「16年には『紅白歌合戦』の司会まで務めた看板アナウンサーですから、現在の年収は、2000万は下らないでしょう。NHKに30年以上在籍したわけですから、定年まで勤め上げれば、退職金は5000万円近くに達したはず。それを待たずに、現役のうちにフリー転身するというのですから、獲得のために、数千万単位の移籍金が動いたと考えられます」