三浦瑠麗氏「性被害告白」も共感を得られなかったコメンテーターの資質 夫の逮捕で復帰も遠のく

公開日: 更新日:

■「自分だけの被害体験に閉じこもらずに生きていく」と自著で発信

「三浦さんは2019年5月、自身の半生を描いた著書『孤独の意味も、女であることの味わいも』で、14歳の頃に遭った集団性的暴行の被害や、長女を流産したことなどを告白しています。性被害を受けた人は、周りの理解が得られない二次被害もありますが、三浦さんはインタビューで『だからこそ被害者然とするのではなく、自分だけの被害体験に閉じこもらずに生きることで得られるものがあった』と発信していました」(女性誌編集者)

 痛みを強さに変えてきたという自負を感じさせる内容であり、三浦氏の生き様から勇気を与えられた人もいたのかもしれない。ただ、見方を変えれば、三浦氏の告白は、「苦難を乗り越えて強く生きてきた自分」を広く認知させるものでもあった。

 実際、本のレビューでは《基本的に著者(三浦氏)は被害者だが、その一方で自らの過去の不倫にもしれっと触れており、いじめを受けたのも無理はないな、と思ってしまった》《文章はうまいけど、独特の粘り気が鼻について最後まで読めなかった》という声もあった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」