木村昴はヌートバー人気に続くか? ミックスルーツ活躍で日本の芸能界も風向きに変化

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 その木村昴(32)は国民的アニメ「ドラえもん」のジャイアンの声優でお馴染み。声優、俳優に加えてラッパーと、その活動はマルチだ。父はドイツ人、母は日本人である。

「2005年、14歳の時にオーディションでジャイアン役に選ばれてから、もう18年。最近はバラエティー番組やCMでも顔を見ることも多い。子役から芸能活動していることもあるせいか、どの番組でも実に堂々としていて、もはやベテランの貫録ですね。特にバラエティーでのトークが秀逸で、オーバーリアクションで表情豊かに話すのを見ると、つい笑ってしまいます」(前出の山下真夏氏)

「どうする家康」では渡辺守綱役。視聴者からは《渡辺守綱、まさにリアルジャイアン》《配役がぴったりすぎで笑う》などの声が相次いでいる。好評だ。

 ある芸能プロダクション幹部からはこんな声も。

「ほんの5~6年前まではミックスルーツの芸能人は《モデル以外では売り込みが難しい》とされていました。CMやドラマ映画のオーディションも受けるのは自由でしたが、結局は《役がない》と難色を示されていたんです。ところが、ここ1~2年で本当に風向きが変わった。ようやく《日本人の役は日本人じゃないと》なんて妙な刷り込みから、保守的な日本の芸能界も抜け出したのかもしれませんね」

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