ガーシー容疑者「実刑」あるゾ…Tシャツ短パンで不敵な笑み、事実上の“強制帰国”のその先
ガーシー容疑者の代理人は「一切お話しできない」と口をつぐんだが、どうやらUAE側の意向が働いたようだ。
「ガーシーの帰国は自主的なものではなく、UAE側が何らかの措置を講じたことで突然の帰国が決まった。警視庁が5月下旬から捜査員をUAEに派遣し、現地当局と帰国に向けた調整を行ってきたことがUAE側の判断に影響を与えた可能性もあります」(捜査事情通)
暴露系ユーチューバーとして活動していたが、今後はどうなるのか。元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士はこう言う。
■「常習的脅迫」がポイント
「警察が逮捕事実に『常習的脅迫』を含めていることがポイントです。単発の名誉毀損と違って常習的に脅迫を行い、不正に蓄財していたとなれば、より悪質です。それだけ警察は事態を重く見ている可能性がある。起訴された後は、ガーシー氏が起訴事実を認めるか否かで流れが変わるでしょう。認めれば執行猶予がつく可能性が高い。しかし、否認した場合は分かりません。常習的な脅迫により蓄財していた事実が立証されれば、実刑判決も考えられます」
常習的脅迫には罰金刑がなく、有罪が確定すると3月以上5年以下の懲役に処される。実刑を食らえば“暴露配信”どころではない。