野島伸司は“過去の人”で終わるのか…飯豊まりえ「何曜日に生まれたの」は夏ドラマのダークホース
1980~1990年代には数多くのヒット作を生み出してきた野島氏。だが、2018年に脚本を執筆した石原さとみ(36)主演「高嶺の花」は《感情移入できない》《話に無理がある》といった辛らつな感想も目立った。
「過激な野島ワールドの展開はコンプラ的に難しくなっている。また、若者の繊細さを描くのが得意な野島さんが、60歳になった今も、かつてのようにイマドキの若者を緻密に描けるか……野島伸司脚本と言われてもピンとこない世代が増えている中、ここでまたその名を再び知らしめることができるか注目が集まっています」(前出の山下真夏氏)
コンプラにも負けない新たな野島ワールドが炸裂するか、それとも“過去の人”で終わってしまうのか。「これだ」という代表作がない飯豊の転機になるかもしれない「何曜日に生まれたの」は8月6日でスタートだ。