福原愛“反撃主張”も…専門家が指摘する「国際結婚と共同親権」の難しさ、「息子連れ去り」ドロ沼化の一途
人質交渉のような面会、子の福祉が脅かされる懸念も
共同親権には子の福祉を考えるうえで実はデメリットも多いという。
「面会の権利が同等になると、学校のある間と長期休暇を分けて過ごすことになり、夏休みの間に学校の友達に会えなくなるなど、子どもの生活に混乱をきたします。面会についても人質交渉のようなやりとりになり、福原さんの場合も連れ去りを懸念して面会は1人だけといった条件があったのではないかと思われます。
そもそも離婚しなければならない関係で子育てを共有できるのか、という根本的な問題もある。おそらく、福原さんは日本で単独親権を考えているのではないかと思いますが、父親の側で暮らすことで不利益を被ることがあれば、連れ去りには該当しないでしょうし、今後そういった部分が話し合われるのだと思います」
騒動はドロ沼化の一途。国際結婚は愛があれば乗り越えられるほど単純ではなかった。