北公次による35年前の「性被害告発」の凄まじい“影響力” ジャニーズCD販売数が軒並み下落

公開日: 更新日:

「正直言ってね、書いてくれんの、何社しかいないよ!」

 2012年に63歳で亡くなった北公次の悲痛な叫びを再び、繰り返してはいけない──。

 ジャニーズ事務所が今月7日に記者会見を開いて以降、各企業が所属タレントとの広告契約終了を打ち出すなどスポンサー離れも進み、テレビ局はジャニーズ関連ニュースを連日報じている。ジャニーズ事務所は一度は否定した社名変更を余儀なくされそうだ。

 だが、穏便に済まそうとするテレビ局もある。テレビ朝日は16日にはTOKIO城島茂(52)がメインパーソナリティーを務める「週刊ニュースリーダー」、17日には東山紀之(56)がメインキャスターを担当していた「サンデーLIVE!!」でジャニーズのニュースを取り上げなかった。

「忖度が続いていると言えます。その週に起きた出来事を振り返る土日の番組で今、ジャニーズ問題を扱わないのは不自然です。ジャニー喜多川氏の性加害に関する『再発防止特別チーム』から『マスメディアの沈黙』を指摘されても、テレ朝は変わろうとしない。この姿勢が他局にも及べば、ジャニーズ問題は風化しますよ。また、テレビはジャニー氏の性加害だけでなく、メリー喜多川氏の圧力やタレントとの一方的な契約書についても報じるべきです。専制的な事務所の体質を徹底的に究明して初めて、問題の本質が明らかになる」(週刊誌記者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動