北公次による35年前の「性被害告発」の凄まじい“影響力” ジャニーズCD販売数が軒並み下落

公開日: 更新日:

「音楽番組は『ザ・ベストテン』『歌のトップテン』『夜のヒットスタジオ』などが続々と終了し、ゴールデンタイムは『ミュージックステーション』だけになりました。ビジュアルの良いアイドルはテレビと相性が良いですから、音楽番組の激減も売り上げ枚数の減少に大きく影響しています。そのため、ジャニー氏の送り出した90年デビューの忍者はシングル3枚目、91年デビューのSMAPは4枚目で10万枚を割りました。この頃は作りもののアイドルではなく、自分で曲を作るバンドやシンガーソングライターが人気でした」(芸能関係者)

 北の勇気ある告発はジャニーズ事務所を弱体化させた。しかし、90年春に週刊誌の取材に応じて以降、北は再び口を閉ざすようになった。

「一度、芸能人になってしまうと、転職は困難です。特に当時は周りから色眼鏡で見られましたし、本人もスポットライトを浴びた経験を忘れられない面もある。北は地元などで働いた時期もありましたが、90年代には舞台に出演するなど芸能界に戻った。タレントとして生きていくためには、口をつぐまなければならなかったのでしょう」(前出の芸能関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情