藤島ジュリー景子氏は“逃げ恥”か…最古参幹部・白波瀬傑氏と共に2度目会見トンズラの狡猾
創業者である故ジャニー喜多川氏の性加害を認めたジャニーズ事務所は2日、都内のホテルで今後の会社運営や被害者への対応について記者会見を行った。会見には新たに社長に就任した東山紀之氏(57)と関連会社「ジャニーズアイランド」の井ノ原快彦社長(47)、弁護士2人が出席。冒頭、東山新社長が「SMILE-UP.」と社名変更後の名称を発表し、スクリーンに表示されると、どよめきが会場に広がった。「被害者補償を行う会社の社名がスマイルなんて悪い冗談みたいだ」との声もあがった。
【写真】この記事の関連写真を見る(17枚)
「この名称は、3年前に社会貢献プロジェクトを推進していくために取得した商標であります。引き続き私が代表取締役社長、藤島ジュリー景子氏は100%の株主として取締役にとどまります。これは今後、法を超えた補償を行うのに第三者の資本を入れるとできなくなるからです」と語った東山新社長。芸能事務所としてのジャニーズは新会社を設立するとし、「日本の大手芸能プロダクションで、これだけ多くのアーティストと契約することになるエージェント会社が立ち上がるのは初めての試みだと思います」と胸を張った。
だが会見の場には藤島ジュリー景子前社長も、事務所の最古参幹部である前副社長の白波瀬傑氏も不在。藤島氏は書面で「過呼吸にならずにお伝えできる自信がなく」などと欠席理由を説明したが、9月の前回会見後、ハワイに旅行していたことが報じられており、今回も「逃げた」という批判が浴びせられたのは当然だろう。
■個人資産は1000億円以上
「都内一等地にある本社の土地建物だけで推定100億円もの評価があり、グループ関連会社を含めたジャニーズ事務所の売り上げは年商1000億円以上といわれています。また、藤島ジュリー前社長が叔父のジャニー氏と母親であるメリー氏から受け継いだ個人資産はジャニーズ事務所の株式評価額を含めると優に1000億円を超えるといわれています。会見では手紙という形で事業承継税制をやめて速やかに納めるべき税金を全て払うと発表しましたが、本当でしょうかね。裏の取りようがありませんから」(マスコミ関係者)