元フジアナ牧原俊幸さん「生きるクスリ」はマジックと落語と懐メロ 半端ない拘りぶり
落語が好き! 古い音源はパソコンにダウンロード
次に落語。中学生くらいから落語の番組をカセットテープに録音して集めてました。
立川談志さんが昔の名人の音源を流して解説してくれた「演芸大行進」(ニッポン放送)は地元の北海道でも聞けましたから、いつも録音して。古い音源は今でも興味が強くて、古い落語のCDが置いてある図書館に行っては、借りてます。
立川志の輔さんのラジオ「落語DEデート」(文化放送)で時折、古い落語の音源がかかるので、それをパソコンにダウンロードしてます。昔にカセットに録音した同じ落語家さんの同じ演目でも、高座の場所や日時が違うものだとついストックしちゃうんですよ。そのくらい集めるのが好きで。
今はYouTubeにも古い落語がありますが、私は見るより聞く方が好き。歩きながらでも聞けますしね。それも落語の魅力でしょうか。演目は知ってるわけですから噺のスジに興味はなく、落語家によってどう聞かせるかという話芸の個性が魅力。
僕はアナウンサーとして、例えば朗読やナレーションでは間の取り方を知らず知らずのうちに落語から取り入れてたと思います。
頭には落語の蓄積があるのですから、自然とマネして朗読してるはずなんです。だから、仕事にも役立ちましたよ。