広瀬アリス「マイハル」道枝駿佑“旧Jの逆風”以上に支持される気持ちいいラブコメの力

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 TBS日曜劇場の夏は「VIVANT」が話題をさらい、世帯視聴率も最終回が19.6%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)だったが、今期の鈴木亮平(40)主演「下剋上球児」は、11月26日の第7話までで平均2ケタ割れ。それでもテレビ朝日の長期シリーズ「相棒」を除けば、今期連ドラのトップを走っている。

 ただ、今年の秋ドラマはほとんどが5~6%台で、5%割れもちらほらという惨状だ。

「テレビ局もスポンサーも既に世帯視聴率よりも個人視聴率、ネット配信の再生数などを重視していますから、視聴率で語るのは間違っているし、“視聴率レース”なんて見方も古い」とはテレビコラムニストの亀井徳明氏。亀井氏は「自分が見たいと思うのがナンバーワンでいいじゃないですか」と、こう続ける。

「そもそも世代や立場だけでなく、その時の自分の置かれた環境や精神状態によって何を楽しいと感じるかは変わるもの。たとえば同じ5%前後で推移しているフジテレビ木曜劇場『いちばんすきな花』と、TBS火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』ですが、支持している層も、のめり込み方も全く違いますよね。『いちすき』の支持層は視聴率が低いほうがむしろうれしかったりするような気もするし、『マイハル』の支持層は視聴率が上がったらいいなと思うかもしれない」

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