センチネルが太田プロお笑いライブ「月笑CS」初の年間王者に!番狂わせナゼ?

公開日: 更新日:

 事務所の先輩芸人から「平場が強い」と称賛されていたものの、賞レースでは初タイトル。今回の結果を受け、大誠は「お客さまの応援ムードに助けられた」「これを皮切りに、いろんな賞レースで結果を残せるように頑張りたい」と襟を正した。

■ホームだけど油断できない

 ここ数年、太田プロの若手は層が厚くなっている。「月笑」で言えば、漫画チックなコントを披露するトリオの「サルベース」が今年7月、9月に連覇。また、結成3年目で今年の「ツギクル芸人グランプリ」ファイナリストになった「群青団地」も好成績を残した。

 逆に、昨年のツギクル芸人グランプリで優勝した漫才コンビのストレッチーズがG2(「月笑」にはG1とG2、その下の「Jr.ライブ」にはG3~G6のランクがある)に転落したりもする。ホームでありながら少しも油断できないのが筆者が抱く「月笑」のイメージだ。

 芸人同士も良い意味で刺激し合っている。クライマックスシリーズの前日、大誠は親しい先輩のさすらいラビー・中田和伸から「センチネルには勝てると思う」と言われ複雑な思いを抱いたようだが、当日の対決で勝利し「『ざまあみろ!』と思いました」と笑い、胸を張った。こうした関係性が若手のネタの強さにつながっているのだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 3

    立花孝志氏の行為「調査要求」オンライン署名3万6000件に…同氏の次なるターゲットは立憲民主党に

  4. 4

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  2. 7

    オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…

  3. 8

    斎藤元彦知事に公選法違反「買収」疑惑急浮上しSNS大炎上!選挙広報のコンサル会社に「報酬」か

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議