日テレ藤井貴彦、NHK青井実の次は誰だ? テレビ局別「辞めるアナ」「残るアナ」
日テレで出世コースにしっかり乗っているのが森圭介。社内の人望が厚く、ワイドショーのニュース解説から箱根駅伝の中継まで安定感抜群で、いまは情報担当主任だが、藤井の退社後にチーフ昇格という。
TBSの南波雅俊もフリーに転身しそう。朝のバラエティー「ラヴィット!」でのB'zの稲葉浩志のモノマネがウケているのか、「好きな男性アナ」で4位に食い込んだ。もともとNHKからの転職だから、辞めることに抵抗がない。
TBSで安住の背中を見ながら出世コースを走っているのは井上貴博。ホラン千秋との「Nスタ」の的確なコメントが評価され、優れた放送人や番組に贈られる橋田賞も受賞。早くも「TBSの次の顔」である。
テレビ朝日の小木逸平は看板番組「報道ステーション」のキャスターを担当するエリートで、まもなく部長昇進だろう。ただ、テレ朝は役員待遇の大下容子、専門部長の飯村真一ら上が詰まっていて、とんとん拍子の出世は難しい。テレ朝にフリーになりそうな男性アナは今のところ見当たらない。
フジテレビではシニア局次長の伊藤利尋が出世の階段を着々と上っている。ワイドショーでの仕切りのうまさやウイットに富んだしゃべりは、小倉智昭や坂上忍ら番組司会者も食うほどだった。「すでにアナウンス室の事実上のトップ」(フジ関係者)という。