「春になったら」筒井真理子に称賛続々…“奇跡の60代”が飽きられず引っ張りダコのワケ

公開日: 更新日:

ドラマ出演が続き、掛け持ちすることがあっても、同じ俳優さんには見えないのが筒井さんのすごいところ。ひな人形のような顔立ちと似合わない、ちょっと個性ある役がお似合いだと思っています。2007年公開の映画『クワイエットルームにようこそ』の和服姿で病院からひたすら脱走を繰り返す金原夫人なんて最高でした。後々まで記憶に残るような演技をされる俳優さんですよね」と話すのはドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。

「春になったら」のまき役は、末期がん患者の弟・雅彦を案じ、なにくれとなく雅彦と姪っ子の瞳(奈緒)の面倒をみるという設定だ。

「雅彦の思いをくんで、他人がいるところでは平静を装うまき。けれど、弟と2人きりになったら《ほんとに死んじゃうの?》《順番が違う》とつい本音を漏らしてしまう。その際の少し震えるような声のトーンや寂しげな表情には泣かされました。前期の『ブラックファミリア』での大暴れっぷりが嘘のようですよね」(前出の山下氏)

 次のNHK朝ドラ「虎に翼」にも出演することが決まっている。お酒に溺れる男爵夫人・寿子役を演じるそうだが……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V奪還を手繰り寄せる“陰の仕事人” ファームで投手を「魔改造」、エース戸郷も菅野も心酔中

  2. 2

    ドジャース地区V逸なら大谷が“戦犯”扱いに…「50-50」達成の裏で気になるデータ

  3. 3

    大谷に懸念される「エポックメーキングの反動」…イチロー、カブレラもポストシーズンで苦しんだ

  4. 4

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 5

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  1. 6

    やす子の激走で「24時間テレビ」は“大成功”のはずが…若い視聴者からソッポで日テレ大慌て

  2. 7

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩

  3. 8

    堂本剛、松本潤、中山優馬…そして「HiHi Jets」髙橋優斗の退所でファンが迎えるジャニーズの終焉

  4. 9

    「光る君へ」一条天皇→「無能の鷹」ひ弱見え男子…塩野瑛久は柄本佑を超える“色っぽい男”になれる逸材

  5. 10

    虎の主砲・大山を巡り巨人阪神“場外乱闘”に突入か…メジャー挑戦濃厚な岡本の去就がカギを握る