小芝風花「GO HOME」はハマり役 明るく嫌みのないキャラがピタリ
「違和感があったのは、冬ドラマ『大奥』の将軍の正室役ですが、あれは明らかにフジテレビが小芝の使い方を間違ったんです。さすがに、ドロドロの時代劇は似合いませんよ」(ドラマ制作会社プロデューサー)
来年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では、悪徳金貸しに1400両(約1億4000万円)で身請けされ、波瀾万丈の人生を送る吉原の伝説の遊女・五代目瀬川が決まっている。時代劇だが、瀬川はきっぷのいい太夫だったというから、小芝に合っていそうだ。
ところで、「GO HOME」の「身元不明人相談室」は実在する警視庁の部署だ。正式には「鑑識課身元不明相談室」で、部屋にはドラマの通り、不明者の似顔絵パネルも掲示されている。「毎年東京都内において亡くなり、身元が分からないご遺体が、約100体あります。これらのご遺体は、身内の引き取り手がなく、無縁仏となっています」という。相談室のホームページにその一覧が発見年別にあって、これがリアルでなかなか凄い。
たとえば、令和5年3月18日に江戸川区松島で発見された男性遺体は、「年齢60~80歳、身長165~175㎝、中肉・白髪混じり・しみ(右ほほ)、黒色ポロシャツ・黒色ズボン、所持品は鍵・黒色財布」と細かい。似顔絵では穏やかそうな中高年だ。