小芝風花「GO HOME」はハマり役 明るく嫌みのないキャラがピタリ
やはり小芝風花はこういうドラマが似合う。日本テレビ系「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」(土曜夜9時)は、どこの誰か分からない遺体の身元を調べる地味な部署に、希望してやってきた捜査員の奮闘を描く警察エンターテインメントで、まさに小芝ははまり役である。
「身元不明者(遺体)をなんとか家族や恋人のもとに帰らせてあげようと奔走する役どころですが、テンポよく軽妙に演じてます。ちょっとあわて者で、キュートで、一生懸命なあまり、時に突っ走ってしまうけなげなお姉さん役は、彼女の得意とするところでしょう。この春に、NHK『天使の耳~交通警察の夜』でも、そんな新人交通警官をやって、ピタリでした」(テレビ情報誌編集デスク)
「トクサツガガガ」(NHK)、「美食探偵 明智五郎」(日テレ系)、「妖怪シェアハウス」(テレビ朝日系)ではコメディエンヌの本領発揮、「フェルマーの料理」(TBS系)では前菜シェフをクールに演じるなど実に器用だ。
おそらく地なのだろうが、明るくて嫌みのない印象は好感度抜群。CMでも「やかんの麦茶」の人懐っこい店員、SMBCモビットの執事の竹中直人に気づかいするお嬢さまのファンは多いと思う。