著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

三吉彩花「先生の白い嘘」の"性悪女"役で女優開眼 カレシの竹内涼真"ポイ捨て報道"を乗り越え…

公開日: 更新日:

 主演の奈緒(29)がインティマシー・コーディネーターを要望したにもかかわらず、それを三木康一郎監督が断ったということで批判を浴びた映画「先生の白い嘘」(7月5日公開)が別の話題で注目を集めている。

「先生の──」は、友人の彼氏に性被害を受けた24歳の高校教師を中心に、彼女を取り巻くさまざまな人間のさまざまな“性”を描いたR15+指定作品。奈緒の熱演はもちろんだが、自尊心が高く社交的で、どこかで主人公をさげすんでいる虚言癖のある親友・渕野美奈子役を演じた三吉彩花(28)にSNSでは《しばらく見ない間に芝居が上手になっていてびっくり!》とか《“性悪女”を演じた三吉がいつも以上に妖艶に見えた》と称賛の声が数多く上がっている。

 三吉は本作品では番手に甘んじてはいるものの、注目度はこれまでのどの作品より上だといえるだろう。

「彼女のフィルムキャリアを見ると、マネジメント側の苦労がストレートに伝わってきます。2008年4月にスクリーンデビューをしてからさまざまなジャンルの作品に出演。19年公開の『ダンスウィズミー』ではそのビジュアルを生かしたミュージカルに挑戦し、その翌年のジャパニーズホラー『犬鳴村』ではただひたすら泣き叫ぶ主人公を演じました。昨年11月には『バイオハザード』や『フィフス・エレメント』のミラ・ジョボビッチを彷彿させるアクション配信映画『ナックルガール』で激しい格闘シーンを披露しました。役柄の振り幅の大きさは、何とか女優として大成させたいという事務所の執念めいたものを感じざるを得ません」(芸能プロダクション関係者)

「犬鳴村」は約14億1000万円の興収を残したものの、他の作品については特別驚くような数字は残していない。今回の「先生の──」の親友役は、「肩の力が抜けた、まるで普段の彼女がそのままのような冷酷な悪女役が、三吉にとって当たり役と認識されたのかもしれません」(前出の芸能プロ関係者)と評されている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動