ゆうちゃみの「オジサン転がし」に嫌悪感を抱くな。にこるん、みちょぱも辿った一流ギャルタレントへの道
『Popteen』から『egg』へ、ギャルのエリート
【「残念プロフェッショナル」の流儀】
今をときめくギャルタレントである古川優奈こと「ゆうちゃみ」。『Popteen』モデルを経て『egg』の専属モデルを長年務めていたという、2大ギャルメディアで活躍してきた生粋のギャル。
令和の白ギャルを代表するポジションにおり、ギャルタレントとして成功しているゆうちゃみですが、コラムニストでカウンセラーでもある堺屋大地さんはどのように分析しているのでしょうか。
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ゆうちゃみ（古川優奈、モデル・タレント、22歳）
長嶋一茂、藤本敏史と飲み友って…？
ギャルタレントと言えば、一昔前は小森純さん、益若つばささん、鈴木奈々さんらがおり、数年前には池田美優さんこと「みちょぱ」、藤田ニコルさんこと「にこるん」、木村有希さんこと「ゆきぽよ」らが人気を博していました。
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みちょぱさんやにこるんさんは今でも数多くのメディアに出演して大活躍中ですが、彼女たちも大人の女性になり、もうギャルタレントというイメージは薄くなっています。
そんななか、現在のギャルタレント界隈を牽引しているのがゆうちゃみ様。
大阪出身のためネイティブな関西弁で、ギャル特有のズバズバと斬り込んでいくトークが大ウケで、テレビにも引っ張りだこになっているのはご存知のとおり。
しかし、最近はちょっとした逆風も…。
オジサンからの寵愛に「違和感」の声
長嶋一茂さんやFUJIWARA・藤本敏史さんといったオジサン2人を「飲み友」と公言しており、彼らもまたゆうちゃみ様と仲がよく、よく飲みに行っていることを明かしているのです。
長嶋さん58歳、藤本さん53歳に対してゆうちゃみ様はまだ22歳。
さすがに恋愛関係・愛人関係はないでしょうが、30歳以上も年齢の離れたオジサンたちから寵愛されているという関係性に、違和感を覚える人が続出。
もちろん年齢差や性差を超越した友情があってもいいのですが、どうしても「パパ活」「キャバクラ」などを連想してしまう人も少なくなく、気持ち悪さを感じるのでしょう。
そして、そんなゆうちゃみ様に対しては“オジサン転がし”という独自のスキルを発動して、芸能界の大物や長年活躍する芸人に取り入ったのでないかと不快感を抱く人もいるかもしれません。
みちょぱ、にこるん…ギャルタレントが辿った道
しかし、です。そんなオジサンとの交友関係でゆうちゃみ様を非難するのはお門違い。なぜなら、ゆうちゃみ様はただ、“「量産型ギャルタレント」のプロフェッショナル”なだけだからです。
長嶋さんや藤本さんとの関係を嫌悪する人々の気持ちもわかりますが、ゆうちゃみ様がオジサンに対してコミュ力の高さを発揮するのは、ある種、“ギャルタレントの教科書”どおりの行動。
というのも、数年前にギャルタレントの二大巨頭だったみちょぱさんやにこるんさんも、同じようにオジサン転がしで芸能界の地位を確固たるものにしていったからです。
有吉弘行、梅沢富美男らを陥落
まずみちょぱさんは、有吉弘行さんの大のお気に入りで、有吉さんの数々の冠番組に頻繁に出演しています。ほかにも関根勤さんなど、みちょぱ好きのオジサン芸能人は枚挙に暇がありません。
にこるんさんも梅沢富美男さんから非常にかわいがられており、ルイ・ヴィトンやティファニーの高級バッグをプレゼントされるほど寵愛を受けているのは有名な話。
つまり、ゆうちゃみ様はみちょぱさんやにこるんさんといった偉大な先人が敷いたギャルタレントのレールの上を、真面目にひた走っているだけ。教科書に載っている定型文をコピペしているだけなのです。
とてつもなく優秀な「量産型ギャルタレント」のプロフェッショナル
ゆうちゃみ様は長嶋さんや藤本さんにあざとく擦り寄ったわけではなく、媚びずにフランクに接して仲よくなったようなので、これもみちょぱさんやにこるんさんが実践してきた教科書どおりのスタンス。
ギャルタレントというと破天荒キャラのようにも思えるかもしれませんが、ゆうちゃみ様にかぎってはギャルタレントのフォーマットどおりのことをしているにすぎません。
独自の個性で突き進むわけではなく、教科書に忠実なゆうちゃみ様は、とてつもなく優秀な“「量産型ギャルタレント」のプロフェッショナル”なのです。
（堺屋大地／コラムニスト・ライター・カウンセラー）
