大谷が2戦連発39号ソロも「未来が見えない」深刻度…打撃の歯車狂ったまま8月は打率1割台
「構えている段階で、いい未来があまり見えてない」
大谷翔平(30=ドジャース)がこう言った。
球速と制球は相いれないといわれる中、正しいフィジカルで、正しい投げ方をすれば、球速も上がるし、コントロールも良くなるというような超プラス思考。そんな大谷が「いい未来が見えない」とはかなりの重症ではないか。
日本時間19日のカージナルス戦は五回、2試合連続となる先制の39号ソロを右越えに放ち、5打数1安打1打点。2年連続40本塁打に王手をかけ、メジャー史上6人目となる「40-40」は時間の問題だ。
それでも8月はここまで16試合で69打数12安打の打率.174。結果が出ていないうえに、「構えている段階」で納得のいく状態ではないのだろう。
大谷はかつて、こう言ったことがある。
「打席に入ったときにもう、すでに勝っているか、勝っていないか。打つ打たないは結果としてありますけど、打席に入ったとき、ピッチャーと向かい合ったときに打てそうな気がするか」