カルーセル麻紀には「ナンボギャラ払ろても値打ちあると思うで!」上岡龍太郎さんが絶賛していた
男性の新入社員のAD君が説明をしに近づくと「まぁ~おいしそうな坊や!?」といきなり頭を抱きしめて胸元へ押し付け、南光さんが「麻紀さん怖がってますやん!」とツッコミを入れると「うるせぇ南光! 黙ってろ!」と“オッサン”言葉で切り返し「あら、失礼いたしました南光さん。ワタクシとしたことがはしたない」と男女を自在に交えて話し、カルーセルさんの周りはいつも笑いであふれていました。
楽屋話で「性転換手術」のことを伺いましたが、それは強烈なものでした。
フランス人の男性が手術したという記事を週刊誌(だったと思います)で見つけて「こんなことが本当にできるんだ」と現在のお金に換算して3000万円ともいわれる莫大な費用。言葉もろくに通じないモロッコの病院に行き、手術を受けるだけでも未知の世界です。術後に患部が化膿して猛烈な痛みと40度を超える高熱が数日続いたときには「ここで死ぬんだという気持ちと、こんなとこで死んでたまるかえ! という気持ちが交錯してましたね」と生死に関わる話を時にしんみりと、時に豪快な笑いを交えて聞かせてくださいました。