梅宮辰夫は立候補…カルーセル麻紀の処女を奪った男の真相
12月に梅宮辰夫さん、1月宍戸錠さん、2月野村克也さんと大物の死が続いている中で芸能史に残るエピソードがスルーされている。81歳で亡くなった梅宮さんの「カルーセル麻紀の処女を奪った男」――。
「夜の帝王」ぶりの延長で今も語り継がれる「伝説」を、モロッコで性転換したカルーセル麻紀本人が日刊ゲンダイ連載「せきらら履歴書」(2014年3月7日付)でこう語っていた。
「私が体を手術して女になった後、『カルーセル麻紀の処女は誰が奪うのか』ってマスコミを賑わしたことがありました。その時、“処女を奪った男”として名前が挙がったのは梅宮辰夫さんでした」
熊本のゲイバーで初めて会ったのをきっかけに交遊するようになり、梅宮さん主演「不良番長シリーズ」(1970年)で共演……、そして74年にモロッコから帰国したところ、72年にクラウディア夫人と結婚していた梅宮さんから電話がかかってきた。「頼む麻紀、処女は俺にくれ」――。
「でもね、彼はすでに結婚していたから断ったの。それなのに、ひょんなことから週刊誌で“梅宮辰夫と女になったカルーセル麻紀がベッドイン”っていう企画が持ち上がって、ヤルことになっちゃったのよ」