「生き方を真似」…憧れのアノ人の哲学に通じる生瀬勝久の変幻自在な演技
「アドリブで、さんまさんがボケるのを生瀬さんも同じレベルで言い返すから、会場がずっと大爆笑で。さんまさんも生瀬さんにアドリブの腕があるの分かってるから。それを打ち返す、あの殴り合いがステキ」
それを受けて生瀬は「あの方の生き方を真似してる部分もあるんで。困った時にさんまさんなら、どうするかっていう一番の方です」と語った。ちなみに、さんまは生瀬のことを「いいかげんなジェントルマン」(日本テレビ系「スッキリ!!」15年1月7日)と称している。
生瀬は「ずっと高みを目指してるんですよ。あと、何より楽しく。やっている人が楽しまないと見てる人に伝わっちゃう気がするんですよね。どんな悲しい芝居でも、楽しそうにやっているのが理想かな」(オリコン「ORICON NEWS」22年1月18日)と語っているが、それはまさにさんまの哲学に通ずるものだ。
「できる限り、同じ手は使わない」(共同通信社「エンタメOVO」22年9月8日)ことを大切にしているという生瀬。そんな彼のアドリブとの線引きが困難な変幻自在の演技から目が離せない。