藤原竜也「全決」は考察合戦も盛況!オカルト苦手な視聴者もギリギリセーフの絶妙なさじ加減
「放送直後は、《リアルカイジだ!》なんて声がネット上で飛び交いました。ですが、ゼンケツを見た後では、《あの成功は藤原さんが実は何か摩訶不思議な力が宿っている人物だからでは》なんて思うように。それほどに藤原さんが演じるゼンケツの興玉雅は、藤原さんが持つどこかミステリアスな雰囲気にピッタリなんですよ。視線、表情、セリフの間合い。すべてが何か意味ありげでドキドキします」とは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏。
■警察モノと、超常現象のどちらにウエートが置かれるのか?
藤原が演じる興玉は、第1話ではオカルトや超常現象などに精通し、さらには武道も一流な人物であることが分かったが、細かなことはまだ明かされていない。
前出の山下真夏氏は「私自身がオカルトやホラーなどの怖い系、不気味系の物語が苦手なため、ゼンケツの鑑賞中は途中からゾワゾワ。《シャドーマンが入ってくるかも》と不安になって、開けていた部屋の窓を閉めました。私のように苦手な人には初回も十分怖かったでしょうが、楽しめる。ただ、本格的なオカルト好きには少し物足りない部分もあったかも。今後は警察モノと、超常現象のどちらにウエートが置かれるのか……バランスは気になりますね」と話す。