実写版「推しの子」二宮和也のカミキヒカルに違和感も…原作最終回の酷評ぶり逆転に期待

公開日: 更新日:

 さらに二宮の起用によって、酷評された原作最終回の評価を覆せるのでは…と期待する向きもある。

「『【推しの子】』は、今年11月14日発売の『週刊ヤングジャンプ』で完結していますが、その最終回が、謎や伏線などを全く解決せず、またカミキが凶行に至った心情などの掘り下げもなく、ただ悲しい結末になったバッドエンドだと、酷評の嵐でした。それにより実写化を見る気を無くしたというファンもいたようですが、二宮さん起用により、《私の理解出来なかったカミキヒカルを演技のうまい二宮さんなら演じてくれると期待してます》と、期待する声が上がり始めています」(同)

 実写化の改変は原作の世界観を壊すものも多いが、「【推しの子】」の実写化では、流れを整理しながらテンポ感を維持する良い改変と受け止めている原作ファンも多く、《結末が改変されてたとしたら映画見に行きたいな》と、原作とは違う結末を実写化に望む声もファンも多いようだ。

「実写版『デスノート』のように、原作とは違う結末を説得力のある形で提示し、原作ファンからも高い評価を得た例もある。『推しの子』実写化の結末も、原作を補完する形の改変が望まれているのでしょう。二宮さん起用におけるビジュアル的な違和感は拭えませんが、闇を抱えた繊細な役が得意な印象もあるので、カミキというキャラの掘り下げなど、原作の補完を期待できる可能性も十分あると思います」(映画制作関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  2. 2

    絶対守護神マルティネス「巨人入り」急浮上の舞台裏…米敏腕記者が「2年24億円で合意間近」と

  3. 3

    フジテレビが2番組を終了させダウンタウン松本人志に「NO」を突き付けたワケ…日テレとは異なる対応

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  5. 5

    米倉涼子「ドクターX」興収30億円でも満島ひかりが阻む"興収女王"の座…期待値の高さから落胆の声も

  1. 6

    立花孝志氏が大阪・泉大津市長選で惨敗…有権者の投票行動を後押しした「お笑いみたいな噂」

  2. 7

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 8

    安倍昭恵氏が石破外交“切り札”に? 米トランプ次期大統領との会談模索に「私人」を担ぎ出す情けなさ

  4. 9

    安倍昭恵さん×トランプ夫妻「夕食会」の舞台裏…永田町で飛び交う臆測と“パイプ役”の名前

  5. 10

    M-1グランプリ審査員は“完璧な布陣”…ますます高まる「松本人志不要論」