フジテレビ社員たちの怒声と悲鳴…港浩一社長“自滅会見”で窮地、大手企業CM差し止め要求相次ぎ現場はパニック
誰も暴走を止められなかったのか。中居正広の「9000万円」女性トラブルに同局社員が関与していた疑いを巡り、17日のフジテレビ会見は大炎上。トヨタ自動車やアフラック生命、NTT東日本など、超がつく大手企業のCM差し止めや差し替えが相次ぎ、経営を揺るがす事態に発展している。フジ社員たちはオソマツな自滅会見をどう受け止めているのか──。
「放送局の会見で動画撮影を禁じるなんて、あり得ない判断。許されると思ったこと自体、現場の感覚とズレています」と報道局の記者は憤る。
2月に予定された定例会見を急きょ前倒しした形を取ったが、質問が許されたのは全国紙やスポーツ紙が加盟する「ラジオ・テレビ記者会」所属の記者のみ。NHKや民放各局の記者はオブザーバー参加にとどまり、質問は許されなかった。
「ペン記者」中心の普段の定例会見を踏襲し、テレビカメラの撮影はNG。写真撮影も冒頭約10分に限り、会見終了まで内容を報じることまで禁じた。おかげで自社の会見を報じたフジのニュース番組でさえ、港浩一社長の静止画の連続。紙芝居のようなマヌケな映像は、テレビ局の自滅行為と言うほかない。