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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

“興収100億円男”山﨑賢人「世界戦略」の行方 新作「アンダーニンジャ」が想定外のスロースタート

公開日: 更新日:

 山崎にとって役者デビュー15年という周年作品であるこの映画は、華々しい世界デビューへのプロローグでもあった。米ロサンゼルスのグローマンズ・チャイニーズ・シアターで現地時間1月8日にワールドプレミアイベントが予定されていた。「ゴジラ-1.0」(東宝)ですっかり現地で有名になった浜辺美波(24)とともに、レッドカーペット上で米国主要メディアのインタビューにも対応する予定だったが、直前の7日にロサンゼルス周辺で大規模な山火事が発生。カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事が非常事態宣言を発令し、イベントは中止された。

「東宝はもちろん、『アンダーニンジャ』に関わった全ての関係者が無念だったでしょうね。昨年9月のエミー賞と、今年1月にゴールデングローブ賞を受賞した『SHOGUN 将軍』(FX)のおかげで現地は時代劇ブームで盛り上がっています。『SHOGUNの次はNINJAだ!』と頑張って、せっかくワールドプレミアの準備をしてきたわけですからね。もし山火事が発生しなければ、1月末の公開じゃなかったらと、“たら・れば”を口にするのもむなしいですが、真田広之(64)の次は山崎が米国で注目を集めた可能性も高かったのです」(ハリウッド在住の映画プロデューサー)

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