著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

“興収100億円男”山﨑賢人「世界戦略」の行方 新作「アンダーニンジャ」が想定外のスロースタート

公開日: 更新日:

 さらに、このプロデューサーは、今回の山火事による不運は「アンダーニンジャ」だけでなく、邦画界全体に影響が及ぶのではないかとも指摘する。

「欧米では『キングダム』や『今際の国のアリス』に出演している山崎は既にこちらでも人気が高い。『アンダーニンジャ』にはさらに『ゴジラ~』の浜辺も共演しているわけですからヒットしない理由が見つかりません。重厚な『SHOGUN』に対し『アンダーニンジャ』はアクションとコメディーが融合した“現代ニンジャ・エンターテインメント”で、シリーズ3部作で全世界の興収が18億ドル(約2800億円)を超えた超人気作品『ヴェノム』に匹敵するジャンル。全米どころか世界的ヒットも望めた『アンダーニンジャ』は日本映画全体への注目度もアップさせてくれるはずと期待していたのです」

 公開前に山崎は「アンダーニンジャを背負ってLAに行って、世界中にとどろかせてきてやろうと思います」と意気込んでいた。想定外の災害で戦略の練り直しを図る必要はあるものの、山崎が世界マーケットに挑んでいく姿勢に変わりはないのだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???