夏川りみさんが急きょアカペラで「涙そうそう」を披露…歌の持つ力をあらためて実感した
大ヒット曲「涙そうそう」で知られる夏川りみさん。お会いしたのは大ヒットして、間もない2002年ごろのことでしょうか。
彗星のごとく現れた歌姫のように思っていましたが、実は一度デビューしたものの芽が出ず、いったん引退。沖縄のお姉さんのお店で歌っていたそう。そしてレコード会社も変わって再デビューが決まりました。心機一転を図っている時に、たまたまBEGINが歌っていた「涙そうそう」を聴いて心を揺さぶられ「この曲を歌いたい」と、ライブをされてるBEGINの楽屋を訪ね、自分に歌わせて欲しいと直談判されたそうです。
当初はBEGINが夏川さんのために別の曲を作ってくださっていましたが、どうしても「涙そうそう」が歌いたいと再度懇願し、カバーの同意をもらえたとのこと。歌手になりたい以上に「涙そうそう」を歌いたい「この曲が自分の人生を変える曲だと思いました」という話を聞いて、ここまでの思いがあって歌っているから「涙そうそう」には人の気持ちに訴えかける心を揺さぶる力があるんだなと思いました。
MCの(トミーズ)雅くんが「そこまで思い入れのある歌に出合えて良かったね。聴いてみたいな」と言うと「歌います!」と、急きょ予定になかった歌唱披露に。突然のことでリハーサルもなく、カラオケも歌用のマイクもなく、完全アカペラで生歌を披露してくださいました。