永野芽郁は不倫騒動で「清純派」の看板を捨てる絶好のチャンス
そもそも女優は、いい年の取り方をして、中年の女優から、最終的には個性あるおばあちゃん女優になるのがいい。
今も活躍している高齢女優の代表格が草笛光子(91)だろう。同じく25歳の頃にはバラエティー番組「光子の窓」で司会を務め、そのまま年を経て、つい最近も主演映画「九十歳。何がめでたい」の演技で高く評価されている。故・夏目雅子さんも25歳の時には映画「鬼龍院花子の生涯」で清純派から脱皮した。
また、永野とはちょっと違うが、故・樹木希林さんはあらゆる役柄を見事に演じる個性派で、芸能界にはなくてはならない存在だった。
逆に故・大原麗子さんは常に若々しい女優の代表格だったため、晩年は病気もあいまってドラマや映画の出演が難しかった。本人も美人女優ということにこだわりがあったようで、役柄の幅を狭めていったように思われる。
スキャンダルはあっても実力があれば乗り切れる。斉藤由貴(58)は不倫の先輩格だが、「彼女なら……」と仕事への影響は少なかったし、恋多き女優の松坂慶子(72)も今や立派な“おばあちゃん女優”だ。
永野も今回のことを逆手にとるべきだ。