泉ピン子、ビートたけしが「少ない」と嘆く“芸能人の年金問題”…天と地の差が出る老後の懐事情
ピン子のように年金額が少ないとかつて嘆いていたのが、ビートたけし(78)だ。たけしは今からおよそ2年ほど前に、自身の番組「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)で、毎月の年金額が6万円であると明かし、「めまいがして倒れた」と語っている。
■売れっ子の多くは年金を当てにしていない
「芸能人は基本個人事業主のため、公的年金は国民年金だけのことが多く、受給額は収入の多寡に関係ありません。映画全盛期に製作配給会社に所属していた俳優の中には厚生年金に加入していたことで、個人事業主でありながら国民年金のほか厚生年金も受給している人もいます。今どきは節税のため、個人事務所を設立して厚生年金に加入している人もいるでしょう」(前出・女性週刊誌記者)
往年の売れっ子芸能人たちは、年金について気に留めていなかった人が多いという。
「ピン子は本来であれば、7万円近い年金がもらえたはずですが、手続きミスなどで一定期間、収め忘れていたことが考えられます。お金に疎い芸能人の場合、事務所が面倒を見たり、家族が税理士などに相談して個人年金に加入していたり、不動産を購入して賃料収入があったり、老後の生活設計をしているケースがほとんど。たけしの場合も離婚した前妻に都心に所有していた多くの不動産を譲り渡したと言われていますが、年金額が少なくても、後期高齢者の今も少なくない収入があり、生活に困ることがないほど資産を築いているはずです」(芸能ライター)