過激なセリフ満載 東風万智子が昼ドラでみせる“聴覚”エロス
昼のエロドラマといえば、過激な濡れ場シーンを盛り込んだ田中美奈子主演の「幸せの時間」(12年)が記憶に新しいが、BPOからお灸をすえられた。今作はその反省(?)もあり、視覚ではなく聴覚でエロに迫っている。
「東海テレビの底意地を感じるこのドラマで女優魂を見せるのが、東風万智子。役づくりかもしれませんが、ひどい肌荒れもお構いなしでドギツイセリフを言い放つのは見事なもの。復帰以降、2時間ドラマで“ワンポイントリリーフ”として起用されるのがせいぜいだった彼女ですが、地道にコツコツと経験を積んできた甲斐があったのでは。実は先日、蟹江敬三さんの遺作となった2時間ドラマにも出演していて、懐かしい顔だと思った視聴者も少なくないはず。田中美奈子が昼ドラで再び注目されたように、今度は東風がカムバックするかもしれません」(コラムニストの桧山珠美氏)
久米宏の肝いりで「ニュースステーション」のスポーツキャスターに抜擢されたのは2000年のこと。その後の不遇な時代も肥やしにして見事、返り咲きの春だ。