テレ東「恋のツキ」主演 徳永えり“淡々濡れ場”の生々しさ
“連ドラ夏の陣”は始まったばかりだが、状況は春クールとあまり変わらないようだ。
テレビ朝日系の「遺留捜査」(木曜夜8時)が初回14.7%とスタートダッシュを決め、同じく「刑事7人」(水曜夜9時)や「ハゲタカ」(木曜夜9時)も好調な滑り出し(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)。
「最近の傾向通り、シルバー世代にターゲットを絞ったテレ朝ドラマは安定感があります。今後はTBS系の『この世界の片隅に』(日曜夜9時)と『義母と娘のブルース』(火曜夜10時)が追い上げてきそうです」(テレビ情報誌ライター)
波乱の少ない状況下、ひそかに“オトナ”の話題を集めている深夜ドラマがある。
テレビ東京が昨年4月に開設した深夜ドラマ枠「木ドラ25」の6作目となる「恋のツキ」だ。
同名の原作コミックが月刊モーニング・ツー(講談社)で連載中。“レア”な生活を追い求めながら、現実には日常を淡々と送る31歳のフリーター・平ワコの姿を描く。同い年の彼氏ふうくん(渡辺大知)と同棲しているワコを演じるのは、女優デビューは2004年ながら、これが連ドラ初主演となる徳永えり(30)。