映画界は切望しても…伊勢谷友介の仕事復帰を認めない理由
今回のことで話題性もあるのだろう。実際、伊勢谷の撮影済みの映画も次々に公開する方向にあるという。常々、僕が口にしていた方向性なのだが、しかし僕は、ここで立ち止まってしまった。まず、時期の問題だ。保釈されたとはいえ、裁判の日程もまだで、判決を受けていない。それまでは反省とお詫びだけだろう。さらにそれ以上に、彼は警察の捜査に所持と使用は認めたが、いまだ大麻の入手ルートについて説明を拒否している。積極的に捜査に協力していなければ、“反省”しているなどとはいえない。入手ルートの黙秘と聞くと、僕なんかは反社会的勢力とズブズブなのかと嫌な想像をしてしまうのだ。
今からでもいいから自ら警察に足を運び、できる限りの協力をしてから裁判に臨むべきだろう。彼が起業した環境問題などに取り組む事業に参加するなんて、“10年早いわ”と言いたい。