横山れもん「カミングアウトしたらすぐ“いいんじゃない”と認めてくれたお母さんが大好き」
──祖父の横山まさみち先生の記憶はありますか。
「一緒に食事をした記憶はありますが、おじいちゃんは私が4歳の時に亡くなってしまったので。でも、今でも家には『やる気まんまん』の単行本が飾ってありますよ(笑)」
──ご自身も「オットセイを切って秘貝になった」と聞きました。
「20歳の時ですね。その時、彼氏ができたんですが、私がニューハーフであることを相手に伝えてなくて。考えたら“私この人とエッチできないじゃん!”って。お母さんには、するなら早い方がいいと言われていたので、思いきってタイに行って性転換手術をしました」
──それで初体験を?
「その前もちょっと経験はあったんですが、“秘貝”も作ってもらって。もう最っ高でしたよ~。でもその後、その彼氏とはうまくいかなくなってしまって。それでもともと芸能のお仕事に興味があったので、これで優勝できたら吹っ切れるかなって『ミスインターナショナルクイーン』に出ることにしたんです。以前は、5人組でひとりだけ男の子のグループでアイドル活動もしていたこともあったんですが、今は、六本木の『アフロディーテ』というお店で働きながら、芸能活動の準備をしています」