褥瘡は紫外線カメラで早期診断できる

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40代・リハビリテーション科医師

 寝たきりの患者さんが体重で圧迫された場所の血流が悪くなるなどして、皮膚の一部が赤くなったり、ただれたり、傷になったりすることを「褥瘡(じょくそう)」といいます。一般の方には「床ずれ」と言った方がわかりやすいかもしれません。

 健康な人は睡眠中や長時間椅子に座るとき、無意識のうちに姿勢を変え、同じところが長時間圧迫されないようにします。しかし、病気やケガで寝たきりになると、姿勢を変えることができません。結果、圧迫された皮膚の細胞に酸素や栄養が行き渡らずに褥瘡ができるのです。

 褥瘡の初期は赤くなりますが、同じような赤みは他の病気でもできることから、鑑別が難しいことが知られています。現在は、「指押し法」「ガラス板圧診法」で鑑別します。これは人さし指やガラス板などで赤くなっている部分を3秒ほど圧迫して、白っぽく変化するかどうかを確認する方法です。押したとき白く変化し、離すと再び赤くなれば褥瘡ではありません。押しても赤みが消えずにそのままの状態なら、初期の褥瘡というわけです。

 褥瘡の初期は体位変換や塗り薬などで治療できますが、病状が進むと手術が必要となります。早期の発見治療が大切です。

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