命に直結するミスも…薬局でダブルチェックが機能しない

公開日: 更新日:

都内の40代薬剤師

 どのような職場もコミュニケーションや人間関係が大切です。ダブルチェック、トリプルチェックをするうえで必要だからです。それが仕事の精度を高め、ブランド力をアップさせます。

 私たち薬剤師は患者さんの命にかかわる薬を調剤してお渡しするのですから、とくにコミュニケーションが大切です。

 そうでないと、患者さんに渡す薬を間違えた、併用禁忌の薬を見逃してしまった、というあってはならないミスが起こりかねないのです。

 調剤業務は、処方箋のチェック→処方内容の入力→調剤→監査→服薬指導→薬歴を書くという流れで行います。とくに「監査」は別の薬剤師がチェックすることでミスをしないよう気を配っています。

 ところが先日、私が勤務している薬局で、パートの薬剤師さんが患者さんに渡す薬剤を間違えそうになりました。

 その薬剤師さんは処方箋のチェックの段階で、よく似た別の薬と間違えて調剤してしまったのです。

 たまたま、患者さんがその場で「いつもの薬と違うようだ」と気がついたため、大事には至りませんでした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」